バルドルチア(11/11)

前走11月8日戦は2着に終わり、地方競馬・門別転籍後の4戦で勝ち星を挙げることはできませんでした。門別競馬の開催は11月15日で終了するため、きのう11月10日(土)に社台Fへ放牧に出ており、牧場での馬体チェックでは脚元には異状ありませんでした。本馬は2歳夏の新潟デビューを目前にして骨折のアクシデントに見舞われたため、実戦デビューはこの夏後半にずれ込むことになりました。ただ、骨折明けで経験馬相手、しかもスピードを要求される中央のレースにいきなり出走では脚元への負担も大きいことから、相手関係の弱い地方競馬でデビューして、早々に2勝を挙げてJRAへの再登録を目指すという道を選択しました。ところが、地方転籍後の4戦が8着、6着、5着、2着と、徐々に成績を上げてきてはいるものの期待外れの成績で、中央再登録の条件となる2勝には至っていません。4戦して走り自体にはだいぶ素軽さは出てきましたが、これまでの相手は中央未勝利の3歳馬たちばかりで、ここをすんなり勝ち上がるようでないと、さらに相手が強化される中央の500万下クラスで戦っていくには能力的にみて厳しいといわざるをえません。このままでは維持費出資金等の会員様のご負担ばかりが大きくなってしまうことから、本馬の地方競馬への出走をサポートしてきた社台ファームのスタッフ、管理する林和弘調教師とも協議した結果、JRAへの再登録は断念し、この時点で本馬の現役引退を決定いたしました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、なにとぞご了承ください。なお、今回の引退に関しての詳細につきましては、あらためて書面にてご案内させていただきます。

やっぱり引退か。今から思えば骨折は痛かったなあ。せめて1回でも走ってからならまた違ったんだろうけどなぁ。能力はこんなもんじゃないと言う思いはあるけど、それが出せないのなら仕方ないね。お疲れ様でした。